第21回 第7日　社会人IT軟式野球リーグの試合結果

IPI軟式野球リーグ
【 第21回大会予選7日目 】

先端IT関連優良企業14社がジョイフル、パワフルの2リーグで予選を戦い、総合優勝を目指して参加する第21回ＩＰＩ軟式野球リーグ第7日目、予選リーグ最終戦が7月30日（土）、真夏日となったさいたま市の大宮けんぽグラウンドで行われた。決勝リーグに向け、最終戦を絶対に勝利で終えたいと、勝利への執念の戦いとなった中、ジョイフルリーグではDL、TIS、IKIが、パワフルリーグではDTS、USE、FMが勝利した。

市場、毎回の13奪三振完封ショー！
SRA二塁踏めず、沈黙…

ともに１勝４敗で、決勝リーグＢブロック進出がかかる対戦は、一回裏ＩＫＩがＳＲＡ先発の浜田から２点先制すると、四回には３四死球と３安打、さらに敵失もあり打者11人で６点を挙げ、続く五回にも代わった溝邊から市川の三塁打など４安打と6つの四死球などで8得点。ＳＲＡは力投するＩＫＩ市場の前にわずか2安打、13三振を喫し、結果二塁も踏めず、完璧に抑えられ、予選リーグは1勝で終わった。

虎の子の１点を土浦・小川のリレーで死守！
３番廣田、貴重な勝利打点！

４勝１敗同士の対戦となったゲームは初回、先攻のＴＤＩがＤＬ先発土浦の立ち上がり、２四球を得て一、三塁と先制のチャンスを迎えるが、一塁走者の古塩が牽制で刺されて無得点。その裏ＤＬは一死後、四球で歩いた３番の廣田が二塁打でかえし、先制。二回以降、ＤＬの土浦と六回から代わった小川、ＴＤＩの芝田が好投し、ともに得点を挙げられず、ＤＬが虎の子の１点を守りからくもにげきった。

１安打で９得点！ＴＩＳ勝ち越しで決勝リーグへ！
意地を見せるも、ＥＳＣＯ一人相撲の自滅

先攻のＴＩＳは初回、先頭打者の中湯が四球で歩くと足を絡め、無安打で1点を先制する。続く二回、６つの四死球と3つの失策の自滅に乗じ、1安打で大量8点を奪って、ここまで未勝利のＥＳＣＯに引導を渡した。しかし、意地を見せるＥＳＣＯは二回から1点ずつかえし、最終回裏にも小堀の本塁打で2点を挙げて４点差まで追いすがるが、ここで力尽き、１安打のＴＩＳを上回る５安打を放ちながらも敗れた。

ＦＭ勝ち越しで決勝リーグへ
今井の２ランも及ばず……

２勝２敗１分け、３勝２敗で最終戦を迎え、ともに勝ち越したいＦＭとＦＳＩのゲームは初回から動いた。 先攻のＦＭは３つ四死球に植草の安打、越石の三塁打で４点先取するとその裏、ＦＳＩは一死後、村田が死球で歩くと４番今井が左翼越えに本塁打を放って２点をかえす。しかし二回表、ＦＭは四連打などで３点を追加。早めに追いつきたいＦＳＩは三回に１点を挙げ、４点差のまま規定時間で最終回となった五回を迎え、この回から代わった植草から一死後、村田、石川が連続四死球で歩くと、今井、福田の連続安打で２点を挙げる。しかし、反撃もここまで。ＦＭが逃げ切った。

杉村4の４！2連発と二塁打、三塁打であわやサイクル！
ＦＯＣＵＳ真夏日に炎上…

なんとしても全敗を避けたいＦＯＣＵＳと五割で予選リーグを終えたＵＳＥの対戦は、終わってみれば４本塁打を含む20安打で大量22点を挙げたＵＳＥの一方的なゲームになった。 一回裏2点先制したＵＳＥに対し、ＦＯＣＵＳは二回表に4番黒羽の三塁打、8番福田の安打などでＵＳＥ山見から2点を奪ってすかさず同点にしたが、見せ場はここまでだった。その裏打者12人で8点を奪われると、3回には打者15人で12点を献上でジ・エンド。

ＤＴＳ逆転勝利！全勝で決勝へ
先制するも追加点奪えずＪＥＣＣ惜敗

予選リーグここまで全勝のＤＴＳと１敗で追うＪＥＣＣの対戦は１回裏ＪＥＣＣが４安打と敵失で４点を挙げてリードする展開に。全勝のまま決勝リーグへ駒を進めたいＤＴＳは二回、三回に１点ずつかえすと四回、一死から福島、滝口、大谷の３連打に２四球を絡め打者一巡の攻撃で４点を奪って逆転。ＪＥＣＣは二回以降、沼尾、奈良の継投の前に沈黙。痛い２敗目となってしまった。