第9回 第6節　社会人ITサッカーリーグの試合結果

最終節へと持ちこされた優勝争い

先端IT関連優良企業7社により、総当たりで順位が争われるITサッカーリーグの第6節が10月31日（日）、熊谷スポーツ文化公園内の競技場にて開催された。第6節を迎え大会もいよいよ大詰めを迎えた。いまだ多くのチームに優勝の可能性が残っているだけに、取りこぼすことは許されない。第1試合ではFSIがITFを下し最終節へと優勝の可能性を残せば、IKIもしっかりと勝ち点3を上積みした。また、第3試合では1位のFMと2位のFOCUSが対戦し、勝ち点1を分け合っている。

決定力に泣くも、安定した内容のFSIが勝利

勝ち点7で並ぶITFとFSI。勝ち点3をなんとしても獲得したい両チームだが、試合は終始FSIが主導権を握った。ボランチの松裏が攻守の起点としてしっかりと機能し、25分にはその松裏が先制点をあげた。FSIはその後のチャンスをものにできなかったが1－0で勝利。最終節、FMと優勝をかけて戦うこととなる。

IKIが分厚い攻撃でUSEを撃破

逆転優勝のためには負けられないIKIだったが、最終戦を勝利で飾りたいUSEを相手に苦戦を強いられた。前半から積極的なミドルシュートなどで攻め続けたIKIが、USEゴールを割ったのは後半21分のことだった。村関のゴールで先制すると、4分後には税所が追加点。IKIはUSEの追撃を1点に抑えて勝ち点3を獲得した。

勝ち点3を獲得できなかった両チーム

前半14分に植村のゴールで先制したFOCUS。しかし、守り切るにはあまりにFMの攻撃が激しすぎた。前後半合わせて21本のシュートを放ったFMは後半21分、主将・中川がついにFOCUSゴールをこじ開けて同点に追いついた。結果は1－1。両チームにとって、最低限獲得しなければいけない勝ち点1を分け合う形となった。