お知らせ

始球式でピッチングを披露する中山社長

とても緊張しましたよ（笑）。かつては地元の友人たちと草野球チームを組んでプレーした経験もあったのですが、相当、昔の話ですからね。始球式ということで、先日、野球部の練習に実に15年ぶりくらいに参加してみたら全然キャッチャーまでボールが届かなくて……（苦笑）。これはまずいぞ、と。でも始球式では何とか届いてくれたので、練習した甲斐がありました。

この業界はエンジニアが多いこともあって、他の社員と交流すること自体が少ないんですよね。このリーグに参加することで、選手はもちろんのこと、応援に来る社員や、選手の家族も含めてコミュニケーションの機会がつくれたことが一番大きなことです。普段は難しいことをこなしてくれている社員の、発散の場にもなりますし、新入社員を誘ってあげれば、会社に馴染むための時間も短くて済みますし。また、こういう場には、私や部長などの管理職もできるだけ参加するようにしている。私は、このような社員の交流の場は、会社にとって絶対に必要だと思っています。

やはり、採用面で良い影響があります。野球が好きな人はもちろんですが、野球に興味がなくても「仕事だけじゃない会社なんだ」と見てくれます。特に今の若い人は「風通しが良いのか」「社員間の仲は良いのか」を重要視する傾向がありますからね。最近は「和気あいあいとした雰囲気が感じられたので採用試験を受けました」という人も多いです。

野球をはじめ、スポーツをしてきた人たちは、やはり上下関係が身についているので、お客さまからの評判は良いですよ。ですので、あとは本人たちがしっかり勉強してくれるかどうか（笑）。残念ながら勉強が苦手な社員もいるので、そこはスポーツばかりじゃなくてしっかり勉強もするように、ムチを打ちます。ただ、そういうムチにへこたれないのも、スポーツをしてきた人の特徴ですからね。

今年で27年目と歴史を重ねているリーグですから、その過程の中で様々な試行錯誤があって今につながっているわけで、運営面を含めいろいろな面でしっかりとしたリーグになっていることは間違いありません。また、長く参加している企業同士は、上役同士が知り合いにもなって、ビジネスにつながるような話もさせてもらっていますから、スポーツの交流のみならず、ビジネス面で新たな価値を生み出せる可能性も感じています。もし少しでも興味がある企業があれば、安心して参加してほしいと思います。