先端ＩＴ関連優良企業8社が、優勝の栄冠を目指す第30回ＩＰＩ軟式野球リーグ大会。大会5日目となる7月9日（土）、大井ふ頭中央海浜公園スポーツの森で行われた。勝利したのはDTS、SRAの各チーム。ここまで全勝のDTSは石橋の2本塁打を含む4本塁打を記録。ここまで全試合で2桁得点を記録するなど、打線が好調をキープ。さらに投手陣も継投での完全試合を達成し、攻守に渡って連覇に隙のない仕上がりを見せる。SRAも先週の投手戦を制した丸岡が、自ら本塁打を放つなど二刀流の活躍でJBSに完投勝利。
一方、敗れたのはESCOとJBS。両チームともに、上位を目指す上で手痛い敗戦となった。なお、1試合目のIKI対TDIはTDIのチーム事情により、IKIが不戦勝での勝利。4試合目のJECC対SCSKは大会ルールに基づき、来週以降への振替再試合を検討している。

石橋単独HRキングの5＆6号！DTSが連覇に王手の5連勝

DTSは初回、先頭の青木がセンター方向へ目の覚めるような先頭打者本塁打を放ち1点を先制。さらに、2番の高山もレフトへ豪快な1発を放ち二者連続ホームランを記録するなど初回だけで4点を奪う。その後も毎回の得点で12安打21得点と、今季好調の打線がこの試合でも機能する。投手陣も先発の落合が3回無失点、2番手の岩崎が2回無失点と両者ともにパーフェクトな投球で継投での完全試合を達成。0-21でDTSが連覇へ王手をかける5連勝を決めてみせた。

SRAが、前節からの勢いをキープして2連勝

初回、JBSは先頭の岩谷がヒットで出塁すると3番鳴海のタイムリーなどで2点を先制する。しかしその裏、SRAは先頭の末光、2番の伊藤が連続四球で出塁すると、3番梶原のタイムリーが飛び出すなど、JBS先発の滝沢の立ち上がりを攻め3点を返し一気に逆転する。2回にも梶原の本塁打などで3点を追加、3回にも2点、4回にも丸岡の本塁打で1点を追加し試合を優位に展開していく。一方のJBSは、3回に1点を返すもののSRA先発の丸岡を打ち崩せず勝負あり。3-9でSRAが先週に続き2連勝を飾った。