先端ＩＴ関連優良企業12社が優勝の栄冠を目指す第28回IPI軟式野球リーグ大会4日目が、7月14日（土）、さいたま市の大宮けんぽグラウンドで行われた。初日から負けなしの4連勝を飾ったのはRed LeagueのSOLK、JBSとBlue LeagueのUSE、DTS。最終戦を待たずしてAブロック入りを確定させた4チームは次週、首位通過をかけて直接対決を迎える。負けなしで決勝リーグに行くのはどの2チームなのか、今季最大の注目が集まる。嬉しい今季初勝利を飾ったのは、IKIとESCO。予選最終戦も勝利し、Bブロック入りに望みを繋げたい。

記録継続！SOLK今季無失点のまま予選最終戦へ

初回からSOLK打線が爆発した。菅原、森住が連続ヒットで出塁、岩渕が四球で出塁し無死満塁とすると、4番實盛がホームランを放ち4点を先制。その後も猛攻が止まらず、初回だけで8安打9得点を奪う。2回には上原、3回には星にもホームランが飛び出すなど、攻撃の手を緩めず計15得点。投げては昨年のMVP投手横山が4回7奪三振の好投、2番手の山田歩も無失点と継投での完封。無失点記録を継続したまま、次週は同率首位のJBSと直接対決を迎えることとなった。

初回の猛攻で決めた！IKI嬉しい今季初勝利

IKIは初回、四球で出たランナーを4番の上釜が返し1点を先取、その後も相手のエラーなどで合計3得点を奪うなど幸先の良いスタートを切る。その裏、TDIは2番の瀧田が四球で出塁。2盗塁とバッテリーミスの間に生還したものの、その後が続かず1点止まりで1回を終える。その後両チーム得点を重ねるも、初回の3点が響き7-3でIKIが勝利。嬉しい今季初白星となった。

JECC 一時同点も追加点を許し黒星

初回、JBSは相手のエラーの間に1点を先制。3回にも3点を奪うなど、4点差をつけ試合を優位に進めていく。5回、JBS 2番手の峯岸にJECC打線が襲いかかり、一挙4得点を奪い同点。試合は振り出しに戻る。しかしその裏、JBSは中西と角田がホームランを放つなど打線が爆発。6得点を奪い、突き放しに成功する。その後、JECCは粘りを見せ6回に1点、7回に2点を奪うも、5回の大量失点を取り戻せず終戦。7-12でJBSが無傷の4連勝を飾った。

4番が決めた！DTS・福島の3ランで逆転勝利

2回、DTSは石橋が死球で出塁すると川島のヒットの間に生還し1点を先制する。3回は両チーム無得点で終えると、4回にFSAS打線がDTSの先発・関を攻め立てる。2アウトながら川尻の四球、渡邉知の2ベースで2・3塁のチャンスを作ると8番田中が走者一掃のタイムリーを放ち2得点で逆転を果たす。5回、ビハインドのDTSはランナーをためると福島が値千金の3ランを放ち逆転。大会規定により最終回となり、2-５でDTSが勝利した。

ESCO小西2本塁打&完封で今季初勝利

試合が動いたのは2回裏。ESCOは6番金子がヒットで出塁すると、続く鈴木一がレフトの頭上を越える鮮やかなホームランを放ち2点を先取。続く3回にはピッチャーの小西がホームランを放つなど打者一巡の猛攻で5点を追加する。小西は4回にも今日2本目となるホームランを放つなど絶好調。投げてはSRA打線を2安打に抑え完封。二刀流の活躍で、チームを今季初勝利に導いた。

USE ダブル左腕が強力CRE打線をシャットアウト

USEは初回、羽田のタイムリーで先制すると、2回には弦巻、杉村、根本の3者連続ホームランなどで一挙6得点を挙げるなど打線が爆発。3回と5回にも5点ずつを奪い、合計17得点。投げては先発の谷本、2番手小田桐のUSE自慢のダブル左腕が躍動。強力CRE打線をわずか1安打に抑え、0-17で勝利した。