第22回 第8日　社会人IT軟式野球リーグの試合結果

IPI軟式野球リーグ
【 第22回大会第8日目 】

先端IT関連優良企業13社が優勝の栄冠を目指すＩＰＩ軟式野球リーグ第22回大会8日目が、9月1日（土）、さいたま市の大宮けんぽグラウンドで行われた。終盤に入ってさらに熱い戦いが繰り広げられる中、ＥＳＣＯ、ＦＭ、ＵＳＥ、ＦＳＩ、ＤＴＳ、ＴＤＩが勝利した。ＤＴＳ、ＵＳＥはともに全勝をキープし、1敗で続いていたＤＬが敗れて2敗となり、優勝争いから後退したことで、悲願の優勝はＤＴＳ、ＵＳＥの2チームに絞られた。

ＤＴＳソツのない攻撃で9得点、
全勝で優勝見えた！

ＤＴＳは一回裏、先頭の古吟が死球で出塁すると、送りバントなどの手堅い攻めで2点を先制。続く二回裏には、投球が安定しないＩＫＩ市場から4つの四球、久保田の二塁打、さらに敵失などで、打者11人を送って5点を奪うと、三回、四回にも1点ずつ追加した。対するＩＫＩは四回に福田から代わった芝村を攻め、3点を返すが、ＤＴＳの細かい投手リレーの前に抑えられた。

ＦＭ中村、ＤＬ打線を78球で0封！
ＤＬ痛い敗戦…優勝戦線から脱落

二回裏、ＦＭは西野の二塁打、越石の三塁打、小原の安打と長短3連打で、ＤＬ先発の飯島から2点を先制。追いつきたいＤＬだったが、ＦＭ中村の好投の前に抑えられ、三回まで無安打。ようやく四回一死から中村が二塁打で出塁するが、後続が打ち取られる。ＦＭは五回、疲れが見えた飯島から5つの四死球、代わった土浦からも死球を得て、敵失もからめ6点を挙げて試合終了となった。

義川先制本塁打など、ＴＤＩ打線12安打10得点！
ＦＳＡＳ一度は追いつくも、拙攻で完敗……

ＴＤＩは二回裏、一死から義川が左翼越えの本塁打を放って先制する。しかし三回、ＦＳＡＳは寺口、加藤の連続安打と、神田の犠牲飛球で、すかさず同点に追いつく。主導権を握りたいＴＤＩは四回裏、山口、古塩の連続安打などで2点を挙げると、続く五回にも古塩の二塁打を含む4安打などで3点、六回にも中村の二塁打などで4点を奪って、終わってみれば10得点で大勝した。

竹内、弦巻が本塁打競演、山見11奪三振の完封。ＵＳＥ主役揃い踏みでＪＢＳに快勝、全勝キープ！

初回、ＪＢＳは二死から3番上原の二塁打でチャンスをつくるが得点ならず。ＵＳＥも二回裏一死から田辺が二塁打で出塁するが、後続が倒れて無得点。試合が動いたのは三回裏だった。一死から曽根が死球で出塁するとすかさず二盗。ここで竹内が右中間に本塁打を放って2点を挙げる。さらに六回、一死から弦巻の右翼への本塁打、さらに敵失などでダメ押しとなる3点を奪って試合を決めた。

秋谷2打席連続弾！
シーソーゲームを制したのはＦＳＩ！

一回裏、ＦＳＩは先頭打者の秋谷が右翼越え本塁打を放つと、石川の二塁打、今井の安打などで3点を先制。対するＩＴＦは二回表、丸山、橋本の安打などで2点を返す。しかしその裏、ＦＳＩは一死から秋谷の2打席連続となる本塁打で追加点を挙げて引き離す。それでもＩＴＦは四回、二塁打で出塁した丸山を還し、ふたたび1点差に迫る。その後、両チームとも無得点で、ＦＳＩが逃げ切った。

遅まきながらＥＳＣＯ今期初勝利！
これまでの鬱憤晴らす10得点！

苦戦が続き、ここまで未勝利のＥＳＣＯとＳＲＡの2チーム。どうしてもほしい初勝利をかけての対決となった試合は、先攻のＥＳＣＯが初回からペースを握った。 コントロールの不安定なＳＲＡ武田の立ち上がり、2つの四球と敵失に乗じて3点を奪うと、一気にベンチが活気づいた。二回こそ3人で退けられたものの、三回には金子の安打、小林の二塁打、さらに辻の安打と3本の長短打を浴びせ、ＳＲＡの守備の乱れもあって、打者一巡で5点を奪い勝利を引き寄せた。勢いづいた打線は続く四回にも2点を追加し、これまでの鬱憤を晴らした。ＳＲＡはこの日も元気なく、攻撃陣が入江（雅）の前にわずか2安打に抑えられ、反撃の糸口をつかめないまま、試合終了。今期初勝利は次回以降に持ち越しとなった。