第21回 第5日　社会人IT軟式野球リーグの試合結果

IPI軟式野球リーグ
【 第21回大会予選5日目 】

先端IT関連優良企業14社がジョイフル、パワフルの2リーグで予選を戦い、総合優勝を目指して参加する第21回ＩＰＩ軟式野球リーグ第5日目が7月16日（土）、灼熱の太陽が照りつける真夏日となったさいたま市の大宮けんぽグラウンドで行われた。ジョイフルリーグではTIS、TDI、TCSが勝利し、TCSはこれで無傷の５連勝。パワフルリーグではUSE、JECC、DTSが勝利し、DTSが４連勝で一歩抜け出した。

ＴＩＳ理想的な展開で待望の１勝！
桜井粘りの投球、３安打完投で勝利呼んだ！

開幕から３連敗と苦しむＴＩＳは、初回先頭打者の高橋（良）が二塁打で出塁し、２四球と三上（翔）の二塁打で３点先制。さらに三回、五回にも１点ずつ奪って試合を支配した。 　ＩＫＩも三回裏、ＴＩＳ先発の桜井を攻め、３安打と２四死球で３点を挙げて反撃したが、その後四死球こそ奪うものの得点を挙げられず、終わってみればわずか３安打に抑えられ、ＴＩＳに初勝利を献上した。

吉本ノーヒットノーラン達成！
自ら記録に花を添える１発も！

初回を三者凡退に退けた吉本は、その後もＥＳＣＯ打線につけ入るスキを与えず、二塁を踏ませない投球を続ける。 　先制したのはＴＣＳ。一回裏、先頭の近藤が安打で出塁するとその後４つの四死球で４点先制し、その後四回には吉本が本塁打を放つなど、13安打で毎回の17得点。 ここまで未勝利のＥＳＣＯはこの日も見せ場をつくることができず、ＴＣＳ吉本の前に安打を奪えず、屈辱の無安打無得点を許してしまった。

ＴＤＩ瀧田の連発含む５発！
石田、武田が意地の一発も及ばず

初回、簡単に３人で終わったＴＤＩは、二回に先制すると三回、山口の三塁打、中村、河野の本塁打などで５点、さらに四回にも瀧田、義川の連続本塁打、六回にも瀧田が二打席連続となる本塁を放って大量11点を挙げて勝負を決めた。沈黙していたＳＲＡは六回、ここまで好投していたＴＤＩ芝田から石田、武田が本塁打を放って４点を奪って意地を見せたが、時すでに遅く、３敗目を喫した。

貫禄の11得点でＤＴＳ４連勝！
ＦＭ最終回に意地を見せるも…

ここまで負けなしのＤＴＳは、一回裏、先頭の古吟、阿久津が連続安打で出塁すると敵失を絡め２点を先制。二回こそＦＭ先発の植草に抑えられたものの、三回に１点、四回には尾利の二塁打、福島の本塁打も飛び出し一挙５得点を上げ、五回にも３点を奪って４連勝。最終回に好投していた福田から３安打で２点を奪ったものの、２勝１敗１分けと順調にきていたＦＭにとっては痛い敗戦となった。

中島完投でＪＥＣＣ首位通過の可能性残す！
ＩＴＦ散発４安打…遠い１勝

リーグ首位で予選を終えたいＪＥＣＣにとっては負けられない大切な一戦。そんな思いが初回から爆発した。先頭の並木が死球で歩くと敵失を絡め４番谷沢から４連打、打者一巡の攻撃で一挙４得点を挙げると、二回、三回に一点ずつ、四回には新人武田の二塁打など、３本の安打と敵失で４点を加え、中盤で試合を決めた。ＩＴＦは好投していたＪＥＣＣ中島に疲れが見えた五回裏、三死四球と丸山の安打で３点を返したが、ここまで。

山見完投！　好調のＦＳＩを止めた！
ＵＳＥ開幕４戦目でうれしい初勝利！

ここまで3戦全勝で波に乗るＦＳＩに対し、2分け1敗で未だ勝ち星のないＵＳＥが初回から猛攻を仕掛けた。１番西原、２番杉村が安打で出塁すると５番の竹内が三塁打、さらに６番曽根が左翼超えの本塁打を放ち、ＦＳＩ先発の梶原から５得点のビッグイニングをつくる。その裏ＦＳＩもＵＳＥ山見の立ち上がりを攻め、先頭の秋谷の三塁打などで２点を返すが、二回には二死から四球と安打で追加点を奪い、三回にも弦巻の三塁打で得点を重ね、合計７点を挙げた。二回以降立ち直った山見はＦＳＩ打線に追加点を与えず、五回を投げ切り、ＵＳＥに待望の初勝利をもたらした。