第17回 第1節　社会人ITサッカーリーグの試合結果

第17回ITサッカーリーグが9月22日（土）に開幕を迎えた。今大会にはIKI、DYM、JBS、FOCUS、USEの先端IT関連優良企業5社が参加し、総当たりのリーグ戦で王座を競い合う。第1節が開催された横浜FC東戸塚フットボールパークにて開会式も行われ、大会会長を務める（株）フォーカスシステムズの畑山芳文相談役は、「フェアプレーで大会を盛り上げましょう」と選手たちに呼びかけた。また今大会は毎節、ゲストチームとの交流戦が設けられ、第1節にはDell EMCが参加。交流戦でも、ITサッカーリーグの特長である「真剣勝負」が繰り広げられ、見応えのある試合となった。

白熱の開幕戦はFOCUSに軍配

序盤はFOCUSが押し気味に試合を進めたが、先制点を奪ったのはIKI。村関がエリア外から右足を振り抜き、豪快なミドルシュートを突き刺した。だが、FOCUSは主導権を相手に渡さず、勝村が2度のPKを冷静に決めて逆転に成功。さらに小池が技ありのロングシュートを沈めてリードを広げた。終盤はIKI村関2点目の追撃に対して受け身となったものの、集中力を切らさなかったFOCUSが逆転勝利を飾った。

JBSが連覇に向けて白星発進！

前回王者のJBSと、一昨年の王者DYMが激突した注目のカードは、前半は膠着状態が続くも、後半に入ってJBSの攻撃陣が爆発。44分に髙田のミドルシュートで先制すると、49分に橋本がシュートのこぼれ球を詰めて追加点を奪い、さらに終了間際の60分には太田がダメ押しの3点目をマーク。最後まで運動量の落ちなかったJBSが3-0の完勝を飾り、連覇に向けて好スタートを切った。

【交流戦】後半の2ゴールでUSEが逆転勝利

開始早々の4分、鮮やかな連係からDell EMCの西口が裏に抜け出し、貴重な先制点をゲット。ゲストチームのDell EMCが先に試合を動かした。一方、前半は劣勢だったUSEも後半に息を吹き返し、まずは31分にCKから前田がヘッドで決めて同点に。すると、45分には安井が遠距離から無回転のミドルシュートを決め、スコアをひっくり返した。試合はそのまま終了し、USEが第1節の交流戦を制した。