第14回 第2節　社会人ITサッカーリーグの試合結果

開幕2連勝のIKIが首位に立つ

先端IT関連優良企業6社が参加するITサッカーリーグの第2節が10月10日（土）、K9フットボールパーク市原で開催された。この日、第1試合でフォーカスシステムズ（FOCUS）が前回王者ユー・エス・イー（USE）を下すと、続く第2試合では日本ビジネスシステムズ（JBS）が昨年度2位のエフ・エム（FM）に逆転勝利。前年は下位に沈んだ両チームが強豪相手に勝ち星をあげ、今季の勢力図の変化を感じさせる結果となった。今節を終えて首位に立ったのは、DYMに大勝し開幕2連勝を飾ったアイエックス・ナレッジ（IKI）。IKIは得失点差のアドバンテージも得たため、12年ぶりの優勝に向けて大きく前進した。

FOCUSが王者に完勝

前半の4分、意表を突いた小池のロングシュートでFOCUSが先制。17分には勝村のクロスから小池が再び得点し、前半のうちにFOCUSがリードを広げる。後半もFOCUSのペースで試合は進み、41分、小林からのスルーパスに抜け出した勝村がGKとの1対1を制し3点目。最後まで集中を切らさず、理想的な試合運びを見せたFOCUSが前回王者USEに対し完勝を収めた。

逆転したJBSが今季初勝利

先制点を奪ったのはFM。前半の18分、鈴木正のクロスに反応した田中泰が相手GKに競り勝ち先制点をもぎ取った。前節に続いて先にリードを奪われたJBSだったが、24分、相馬のCKから宇賀村が押し込み、同点で前半を折り返す。後半はJBSが流れを引き寄せると、終了間際の58分、左サイドを抜け出した太田のクロスに飛び込んだのは伊藤。逆転に成功したJBSが今季初勝利を飾った。

圧巻のゴールショーでIKIが首位に

開始早々の1分、村関がPA外から相手GKの頭上を越すシュートでやすやすと先制点を奪う。5分にはPKを村関がきっちりと決めて2点目。18分に1点を返されるが、IKIはその後、福田、村関、南が加点し、前半だけで5得点を奪う。集中の切れたDYM守備陣に対し、IKIは後半も容赦なく襲いかかり、終わってみれば大量13ゴールでDYMを粉砕。唯一の開幕2連勝でIKIが首位に立った。