第2回 ITフットサルリーグの試合結果

6月4日（土）、ミズノフットサルプラザ千住にて「第2回ITフットサルリーグ」の第2日目が開催された。第1日目から参加するアーシャルデザイン、テトマトリックス、日本ビジネスシステムズ、夢テクノロジー、リンクレアの5社に加え、第2日目からはDYM、ユニリタも加わり、計7チームによる白熱した戦いが繰り広げられた。

総当たり方式で実施した予選リーグは、第1試合から激しい攻防が展開される中、上位争いを抜け出したのはDYM。この日最多となる20人超の分厚い選手層を武器に、初戦のテトマトリックス戦を1-0でものにすると、そこから怒涛の4連勝を飾り、無敗で首位突破を決めた。

今大会がITフットサルリーグ初参加の夢テクノロジーも安定した戦いを披露し、予選リーグ最多11ゴールを奪って2位で通過。3位には女性プレーヤーの活躍が光ったアーシャルデザイン、4位には第1日目を首位で折り返した日本ビジネスシステムズが入った。得点力はあったものの惜しくも５位となったユニリタ、６位に今大会最少人数の７人で一体感のあるチームワークをみせたテクマトリックス。苦戦していたリンクレアも、予選最終戦は悲願の白星を挙げ７位通過となった。

休憩を挟んで再開された決勝トーナメントでも熱気は衰えず、どのチームも死力を尽くし勝利を目指した。決勝に勝ち進んだのはDYMと夢テクノロジーで、最後の一戦を前に両チームは円陣を組んで気合いを注入。ボルテージは最高潮に達し、会場に居合わせた一般客も思わず見入ってしまうほどの白熱した試合は、両者譲らず1-1でタイムアップを迎え、PK戦の結果、夢テクノロジーに軍配が上がった。なお、第2日目の頂点に立った夢テクノロジーは、2日間の合計成績による総合優勝にも輝いた。

閉会式では、大会運営委員長を務める日本ビジネスシステムズの鈴木良氏が「1日目は大雨でしたが、初参加の夢テクノロジーさんが最多の参加者で盛り上げてくれました。今日はどのチームも大勢の人数で頑張ってくれる中、DYMさんはベンチの方も全員総立ちですごく良い空気をつくってくれました」と今大会を振り返り、「これからも新しい企画があると思いますので、ぜひご参加いただければ幸いです」と、次回に向けてメッセージを送った。

その後、優勝チームの夢テクノロジー、準優勝の日本ビジネスシステムズ、3位のテクマトリックスにトロフィーと賞品が授与され、ベストレディース賞はアーシャルデザインの磯野真由香選手、フェアプレー賞はテクマトリックスが受賞。そして、参加チームからの投票によって選ばれるMIP賞は、最多の5票を集めた夢テクノロジーの浅井正明選手が受賞した。