第22回 第4日　社会人IT軟式野球リーグの試合結果

IPI軟式野球リーグ
【 第22回大会第4日目 】

先端IT関連優良企業13社が優勝の栄冠を目指すＩＰＩ軟式野球リーグ第22回大会4日目が、7月14日（土）、さいたま市の大宮けんぽグラウンドで行われた。梅雨明けを思わせる日が照りつける中、気温以上に熱い戦いが繰り広げられた。この日勝利したのはＦＳＩ、ＴＤＩ、ＦＭ、ＵＳＥ、ＪＥＣＣ、そしてダブルヘッダーのＤＴＳは連勝した。 また、ＪＥＣＣ進藤投手が今大会初となるノーヒットノーランを達成した。

ＤＴＳ三回に怒涛の攻撃で逆転勝利！
ＤＬ中村の大本塁打、入田の連続三塁打も
およばず…

初回、両投手が2つの四球を出しながらも無得点で切り抜けたが、二回表のＤＬは、この回先頭の5番中村が右翼越えの大きな本塁打を放って先制。続く入田が左翼越えの三塁打で出塁。二死後、小幡の三塁線へのゴロが内野安打となり、この回2得点を挙げる。早めに追いつきたいＤＴＳは三回裏、先頭の市川が安打で出塁すると、古吟、阿久津が連続四死球で無死満塁。ここでＤＬは先発の飯島から小川に交代するが、藤田が死球でまず1点。続く尾利が中堅への犠牲飛球同点とすると、久保田が中堅越えの二塁打で2点を追加。四回表、ＤＬは無死から入田が二打席連続となる左翼越えの三塁打を放つと、二死後高橋の安打で1点を奪う。五回にも無死から連続安打と四球で逆転の好機を得たが、最後はＤＴＳの好守に阻まれ、ＤＴＳがＤＬを振り切った。

山見、完封でＵＳＥ開幕4連勝！
ＩＫＩ市場、11四死球の大乱調

ＵＳＥは初回からコントロールの定まらないＩＫＩ市場から4つの四球で1点先制すると、二回にも2つの四死球と弦巻の安打で2点を奪う。さらに四回にも5つの四死球と西尾の二塁打で4点、五回には藤山、鬼塚の連続三塁打などで4点を挙げた。ＵＳＥ先発の山見は危なげない投球でＩＫＩ打線を5安打完封。山見と市場、両チームのエースの出来が勝敗を分けた。

小刻みに得点を重ねたＦＳＩが快勝！
小堀が本塁打で一矢

後攻めのＦＳＩが初回から1点ずつを挙げ、3点リードで迎えた四回表、ＥＳＣＯは一死から4番の小堀が左翼へ本塁打を放ち、ここまで無安打に抑えられていたＦＳＩ先発の梶原に一矢報いた。しかしゲームはＦＳＩが支配。五回に3安打で2点、六回にも4本の安打を連ねて3点を挙げてＥＳＣＯを圧倒。投げては梶原、村田のリレーで、ＥＳＣＯ打線を小堀の本塁打の1点に抑えた。

毎回得点ならずもＴＤＩが完勝！く
ＳＲＡ4得点も悔しい自滅

一回裏、ＴＤＩはＳＲＡ守備陣の乱れに乗じ義川、河野の安打などで3点先制すると、二回にも無安打で1点、三回には敵失と義川、鈴木の安打で2点を挙げて試合を支配する。圧巻は五回、溝邊から代わったＳＲＡ佐藤から4つの四球と4本の安打で一挙8点を奪って試合を決めた。ＳＲＡは二回、六回、最終回に得点を挙げるも、守備と投手陣の乱れが最後まで響き、4連敗と未だ苦しんでいる。

滝口の本塁打などで、ＤＴＳ13得点！
ＪＢＳ元気なく打線が沈黙

初回からＤＴＳ打線に火がついた。先頭の中村が右翼越えの二塁打、4番の滝口が本塁打を放ち、続く川島も二塁打で、この回4点。続く二回も大谷の二塁打などで1点を追加。さらに三回2点、四回4点、五回にも市川の三塁打などで2点を挙げ、毎回の13得点のＤＴＳがＪＢＳをねじ伏せた。この日のＪＢＳは元気なく、終わってみればＤＴＳの3投手リレーの前に無安打に終わった。

ＪＥＣＣ進藤、ノーヒットノーラン達成！
記録を祝う大量15得点でＦＳＡＳ粉砕

ＦＳＡＳ西原、ＪＥＣＣ進藤とともに三回まで両投手が好投、スコアボードに0が並んだ。しかし一転、四回裏ＪＥＣＣは西原から2つの四死球と武田の安打などで2点を先制すると五回、矢沢、並木の三塁打をはじめ武田の本塁打など長短8安打と、ＦＳＡＳ守備陣の乱れも手伝って大量13点。打たせて取る投球の進藤はＦＳＡＳ打線を手玉に取り、見事無安打無得点を達成した。

阿部が本塁打！四回怒涛の攻撃でＦＭ完勝！
ＩＴＦ打線、散発の4安打で沈む

先攻のＦＭは初回、死球と植草、西野の安打で2点先制。対するＩＴＦは三回、重山の安打に敵失をからめて1点を奪う。ところが四回、ＦＭは甲田が二塁打を放つと、榎本が三塁打、そして阿部の左翼への本塁打と、3本の長打などで6点のビッグイニングを作って、ＩＴＦに引導を渡した。その後も得点を重ね、13点の大量得点を挙げ、先発の甲田が完投し、ＦＭが完勝した。