第21回 決勝トーナメント･最終戦/再戦　社会人IT軟式野球リーグの試合結果

IPI軟式野球リーグ21回大会決勝トーナメント最終戦/優勝決定戦再戦

先端IT関連優良企業14社が参加する第21回ＩＰＩ軟式野球決勝リーグ最終戦が９月25日（日）、所沢市の西武ドームで行われた。総合優勝、総合順位が決まる最終戦Ａブロック優勝決定戦で波乱。ＤＴＳ、ＴＣＳはともに譲らず０対０で引き分け、10月２日にさいたま市の大宮けんぽグラウンドで再試合となった。２戦にわたる熱戦の結果ＴＣＳが勝利、昨年に続いて連覇を果たし、ＤＴＳは７年ぶりの優勝を寸前のところで逃した。そのほかＢブロックではＵＳＥがＩＫＩを、ＣブロックではＥＳＣＯがＦＯＣＵＳを破り、ブロックトップを決め、5ヶ月にわたった激闘を締めくくった。

予選リーグからともに無敗で勝ち上がってきたＤＴＳ、ＴＣＳの優勝決定戦は西武ドームでの最終戦で決着がつかず、再試合となったこの日も大接戦。初回、先攻のＤＴＳは一死後ＴＣＳ先発の柳田から連続四球、二回にも四球と安打で得点圏に走者を出し、先制のチャンスを得るが後続が打ち取られて得点を奪えない。一方のＴＣＳはＤＴＳ先発沼尾の前に打線が沈黙。初戦同様重苦しい展開が続いた。スコアボードに０が並んだ６回裏、ＴＣＳは一死から３番の永塚が右翼越えの二塁打、氏家の四球、星野の安打で待望の先取点を奪うと、虎の子の１点を柳田と六回から交代した中嶋が守りきって、２戦にわたった接戦に終止符を打った。