2015 IT SPORTS LEAGUE AWARDS
2015 IT SPORTS LEAGUE AWARDS 2015.12.14(月)

先端IT企業12社が3カ月に及んだ熱闘を繰り広げた「第25回IPI軟式野球リーグ」の表彰式「ITスポーツリーグ アウォーズ」がITサッカーリーグ、ITテニスリーグの表彰とともに12月14日、東京・六本木ヒルズクラブで行われた。
互いの健闘を称え、選手たちが一堂に集結!
会場は瞬く間に熱気に包まれた
接戦の末、USEが初優勝
年の瀬も近づいてきた12月の半ば。東京・六本木ヒルズクラブに3か月間の激戦を繰り広げた選手が一堂に会した。普段は緊張した面持ちでプレーしている選手たちは、チームの垣根を超えて互いに交流を深め、チームを支えた監督、マネージャーたちも和やかな雰囲気の中で談笑を楽しんだ。
司会者が開会を宣言すると、ITスポーツ連盟理事長の吉弘京子(株)ユー・エス・イー代表取締役副社長が壇上に上がった。「若者に青春を謳歌してほしいと頑張った経営者のみなさん、初めてB&Dカップ、交流戦を開催してくれた運営スタッフ、みなさんのおかげで25周年を迎えることができた。本当にありがとうございました」と関係各位に大会会長から感謝の意が述べられた。
続いて、ITスポーツ連盟特別顧問の片山雅文産経新聞社取締役・夕刊フジ代表が「今年は異常気象の中、暑さで体調を崩した方もいたと聞いたが、全日程を無事に終えることができた」と選手をねぎらい、乾杯の発声。会場に大きな拍手が鳴り響いた。
その後、ボランティア活動報告、ITサッカーリーグ表彰、ITテニスリーグ表彰が終わり、今年初開催となったB&Dカップの授賞式が行われた。昨年3連覇を達成したDTSが優勝、準優勝はUSEとIPI軟式野球リーグのチームが独占。MVPは古吟和人選手(DTS)が獲得した。
そして、いよいよメインイベントであるIPI軟式野球リーグの表彰式が開始となる。今年はDTS、USE、ソレキアの3チームが優勝決定戦までもつれ込み、接戦の末見事USEが初優勝。USE藤山竜太キャプテンが登壇し、「チーム全員で優勝するためには何が必要で何が足りないのかを考え、練習したからこそ優勝できたと思います」と喜びを語った。吉弘大会会長から優勝旗、優勝カップと優勝賞金が手渡され、さらに副賞として協賛企業からミズノ賞、キリン賞、ガーデン賞、ナガセケンコー賞、QVCマリンフィールド賞が贈られた。

個人タイトルに大きな歓声
優勝決定戦で惜しくも敗れたものの、予選では圧倒的な強さを見せた昨年の王者DTSは準優勝、参入2年目の今年も着実に力をつけ、上位2チームを脅かす存在となったソレキアは3位に輝く。続いて、新人賞や、ベストプレーヤー賞といった個人タイトルに移るとタイトル獲得選手の名前が呼ばれる度に大きな歓声で会場がわいた。そして、MVPにUSE谷本裕樹選手の名前が告げられるとひときわ大きな拍手と歓声が上がる。「自分の力だけじゃなくメンバーが支えてくれたから獲れたMVPです。そして、このメンバーで優勝できたことが一番うれしい」と一つ一つ言葉を噛みしめながら受賞の喜びを語った。そのほか監督推薦による敢闘賞、ITSL特別賞などが表彰され、それぞれ賞品が授与された。
最後にNIPPON ITチャリティー駅伝の表彰も行われ、実行委員長であるチャック・ウィルソンさんが挨拶した。さらに、景品が当たる抽選会が実施された。そして、大いに盛り上がりを見せる中、表彰式は閉会となり、2015年のIPI軟式野球リーグは幕を下ろした。

