7月25日（土）IPI軟式野球リーグ交流戦が酷暑の中さいたま市の大宮けんぽグラウンドで行われた。ゲストチームとして、NECソリューションイノベータ、SGシステム、NTTドコモ、JBCC、東芝ITサービス、データリンクス、日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ、パソナキャリアカンパニー、富士ソフト、ホーネッツ、Minoriソリューションズの計11社を迎え白熱戦が繰り広げられ、SGシステムはダブルヘッダー2試合とも勝利した。また、試合後には協同乳業（株）よりメイトーホームランバーが配られ、冷たいアイスに舌鼓を打つ選手たちに笑顔がこぼれた。

DTS強豪東芝ITサービスを振り切る

二回表、DTS７番吉岡が安打で出塁すると、９番阿久津が本塁打を放ち２点を先制。四回表にも阿久津が２打席連続本塁打で東芝ITサービスを一気に攻め立て６対１とした。四回裏、この回から登板した仲曽根の制球が定まらず、同点に追いつかれる。しかし五回表、９番阿久津、１番古吟の連続安打で１点を加点し、そのままDTSが逃げ切った。

SRA猛打爆発、Minoriソリューションズを相手に18得点！

初回、Minoriソリューションズの攻撃は、死球で先頭打者が出塁すると、４番古村の安打で１点を先制する。対するSRAは打線が好調だった。１番並木、２番安藤の本塁打を含めて、８安打１８得点と大量得点で引き離す。先発・高橋も初回の立ち上がり以降四死球を与えず、７回まで１失点７奪三振で完投勝利を収めた。

ソレキア中盤に集中打、データリンクスを振り切る

「暑さに負けた」と語ったデータリンクス入田監督。三回まで４対０と優勢だったが、暑さで投手の疲れが見え始めた四回、ソレキア打線が爆発した。２番菅原の本塁打で反撃の狼煙をあげると、その後、６番山田、１番甲斐、３番星の本塁打などで一挙１０得点を挙げ、試合をひっくり返した。五回にデータリンクスが連続安打で反撃するも及ばなかった。

USE投打かみ合いNTTドコモを圧倒

「（USEは）若くて、元気があってよく打つ」とNTTドコモ高橋監督が語った。試合はＵＳＥ打線が終始攻撃の手を緩めなかった。毎回得点で、この試合９得点を挙げる。さらに１番根本、２番竹内、７番藤山からは本塁打が飛び出し絶好調だった。投手陣も原、大間、曽根の投手リレーでしっかり抑え、９対３で勝利した。

富士ソフト最終回に8得点でTDIをつき離す

三回、富士ソフトは９番橋口が安打で出塁すると、２番村田の二塁打で先制点を奪う。後続４番今井の安打などでこの回３得点を挙げた。五回、本塁打で１点を追加。さらに七回表、打者一巡の猛攻で一挙８得点を獲得し勝利を収めた。対するTDIは四回、敵失で出塁し、１点を返すも後続が続かず、追加点を加えられなかった。

SGシステム打線JECCを攻略

初回、JECCは先発・黒澤の立ちあがりを叩き、２点を先取。そのまま流れを掴むかに見えた。しかし、続く二回裏SGシステム打線が先発・並木の投球を捉え、３点を奪い逆転する。さらに四回、１番石毛の本塁打で２点、五回に４点を追加し、３対10で勝利を収めた。「完敗でした」と苦々しく笑うJECC中島。チームとして課題が残る一戦となった。

パソナキャリアカンパニー嬉しいチーム発足後初勝利！

チーム結成一週間のパソナキャリアカンパニーが全員野球を心掛け、勝利を目指す。初回、３本の長短打と敵失が絡み４得点。４対２で迎えた、三回一死満塁の場面で７番中島が打席に立つ。思い切り振り抜いた打球は本塁打となり試合を決定付ける。その後、IKI打線の猛攻で４点を失うも、８対６でうれしいチーム初勝利を飾った。

FSAS打線NECソリューションイノベータを攻略

三回までFSAS先発・神田の前に０点で抑え込まれたNECソリューションイノベータ打線は、四回に打線が爆発した。長短打を含む４本の安打と、足を使った攻撃で一挙６得点を挙げる。しかし、FSAS打線も負けていなかった。４番小代が３本の本塁打を放つ活躍を見せ、チームを引っ張り、毎回得点でこの試合９得点。FSASが打撃戦を制した。

JBSが9得点でJBCC振り切る

JBCCは先発・平井の好投の前に一回、二回を０点で抑えられてしまう。しかし三回、９番藤井が四球で出塁し、チャンスを演出すると１番米澤の安打などで２得点。四回にも先頭６番小宮の三塁打を皮切りに、四球と敵失が絡み２点を追加した。さらに六回１点を加えるも、JBSが９得点を挙げ。JBCCが５対９で敗れた。

日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ6得点！　SCSK反撃も一歩及ばず

日本タタ・コンサルタンシー・サービシズは投打がかみ合い、安定した試合展開を見せた。初回、３番斎藤と４番山田の連続安打で先制点を挙げると、三回にも１点を追加。SCSKも負けじと２番今野の二塁打と３番小林（直）の安打などで２点を返すも、一歩及ばず、６対３で日本タタ・コンサルタンシー・サービシズが勝利。主軸斎藤・山田の３安打と投手陣の制球が勝因となった。

FM3回打者一巡の猛攻でホーネッツをくだす

初回、制球が定まらないＦＭ先発・佐藤をホーネッツが攻め２得点。三回一死二、三塁の場面、６番近藤の本塁打で３点を追加し、５対２とリードを広げた。しかし、三回裏、ホーネッツ投手陣の制球が定まらず、ＦＭは30分以上におよぶ打者一巡の攻撃で試合を決定付けた。この回９点を加え、１１対７で勝利した。

SGシステム11得点の猛攻、ESCO最終回の攻撃もおよばず

初回、SGシステムは制球が定まらないESCO先発・小西から満塁のチャンスを作ると、７番佐々木の満塁本塁打で、一気に流れを掴む。その後も次々と得点を重ね、この試合大量11得点。守っては、高橋、竹野、飯塚の継投が的中し、五回まで完璧な投球で相手打線を封じる。ＥＳＣＯは最終回、３番今田、４番小堀の連続安打などで２点を返すも、完敗だった。