第10回　社会人ITテニスリーグの試合結果

実力が拮抗！ 種目別でタイブレーク最多の4試合！

第1試合で2勝した日本ビジネスシステムズは続く第2試合ユー・エス・イー岸選手に一敗するも第3試合では田中選手がDTS代田選手にタイブレークの末勝利。午後の２試合も余裕で制し、早々に本種目優勝を決めた。続くユー・エス・イー、アイ・ティ・フロンティア、DTS、アイエックス・ナレッジの4社は3勝3敗の同率で並んだが、得失ゲーム差わずか1でユー・エス・イーが4社のうちトップの本種目2位。完全優勝を目指したDTSも4位となり、特に実力が拮抗した本種目は導入以来最多の4試合がタイブレークに持ち越し、各社粘りを見せた。

DTSが全勝で制覇

前回に続き優勝を狙うDTSの全勝が危ぶまれたのが第8試合。アイ・ティ・フロンティアの菅野・近藤ペアがタイブレークまで迫ったがDTS中安・石川ペアが逃げ切った。第1試合から快勝、好調だったのはJECC。続く第2試合も板場・宮島ペアがアイ・ティ・フロンティアに勝利するも、その後日本ビジネスシステムズ桐谷・鈴木ペアに完敗し連勝はストップ。対DTS、アイエックス・ナレッジ戦で奮闘するも、2勝4敗でアイ・ティ・フロンティアと同率4位に並び、得失ゲーム差で5位と悔しい結果に終わった。

上位2社、続く4社が同率で並ぶ大混戦

4勝2敗の同率で並んだDTS、アイ・ティ・フロンティアは、第5試合直接対決でアイ・ティ・フロンティア南・大成ペアが勝利するも、後半3試合で快勝したDTSが2ゲーム引き離し本種目優勝を決めた。3勝3敗の同率で3位〜6位を争った4社のうちアイエックス・ナレッジと日本ビジネスシステムズは得失ゲーム差もなかったが、直接対決の第9試合を6-0で勝利したアイエックス・ナレッジが3位を獲得。5位の情報技術開発は佐藤ペア、首藤・蒔苗ペアの健闘により得失ゲーム差でユー・エス・イーを上回った。

今回も大盛況

恒例のテニスクリニックは渡辺功プロによる「苦手ショット克服」をテーマにレッスンスタート。猛暑にも関わらずたくさんの参加者が集まったため基礎練習に変更するとともに予定以上の回数を実施。参加者全員が身になる指導を受け、自分のフォームやプレーを改めて確認する有意義な時間となった。