第15回 第5節　社会人ITサッカーリーグの試合結果

FOCUSが最終節で首位奪還

ITサッカーリーグ第5節が11月23日（水・祝）に熊谷スポーツ文化公園にて開催された。リーグ最終節を迎えたこの日、各チームは一つでも上の順位を目指して戦った。株式会社エフ・エム（FM）は、最終ゲームに入る望みをつなげるために勝ち点3が必須だったが、第1試合でアイエックス・ナレッジ株式会社（IKI）に大敗。この結果を受け、優勝決定戦に出場するチームは株式会社DYMと株式会社フォーカスシステムズ（FOCUS）に決まった。前哨戦となった第3試合は、FOCUSが大量6ゴールを奪ってDYMを下し、首位の座を奪還。リーグ戦の全日程を終了し、12月3日（土）に開催される順位決定戦は、1位FOCUS対2位DYM、3位USE対4位FM、5位IKI対6位JBSで行われることとなった。

IKIが待望の今季初勝利

ボールが強風に流され、序盤からキック＆ラッシュの応酬となる中、先制点を奪ったのはIKI。エース福田が相手のクリアミスを見逃さず、16分にスコアを動かした。後半はFMの猛攻撃を受けるが、それをじっと耐えると、49分、荒川のボール奪取から最後は南が落ち着いて流し込み、勝利を手繰り寄せる2点目。勢いに乗ったIKIはさらに2点を追加し、4－0の大差で待望の今季初勝利を飾った。

USEが好機を見逃さず2ゴール

互いにテクニシャンを揃える両チームの対戦は、中盤での主導権争いが序盤から繰り広げられた。JBSはトップ下の太田がバイタルエリアでパスを呼び込むが、USEのボランチ横田が激しいチャージで攻撃の芽を摘む。一進一退のまま後半に入ると、38分、素早いカウンターから佐々木が今季5点目を奪いUSEが先制。49分には近藤が勝負を決定づける2点目を奪い、USEが競り勝った。

前哨戦はFOCUSに軍配

優勝決定戦と同じカードとなったリーグ最終戦は、FOCUSのチーム最年長の畑山が先制点を挙げると、続いて曽雌も今季初得点を記録し、FOCUSが2点のリードを奪う。PKで1点を返されるが、後半もFOCUSの勢いは衰えず、37分に衛藤が直接FKで3点目。さらに小林と小池が加点し、大量6ゴールでDYMを粉砕した。前哨戦に勝利したFOCUSが首位に返り咲き、リーグ戦を締めくくった。