第28回 第1日 社会人IT軟式野球リーグの試合結果
第28回 第1日 2018.06.16(土) 大宮けんぽグラウンド
先端IT関連優良企業12社が、優勝の栄冠を目指す第28回IPI軟式野球リーグ大会。開幕戦となる第1日が、6月16日(土)、さいたま市の大宮けんぽグラウンドで行われた。昨年初優勝を果たしたSOLKは、2連覇に向けて開幕戦を白星スタート。その他、今期初参戦のCREやDTS、JBS、USE、JECCが開幕戦を制した。
●開会式
開幕戦の前には、第28回IPI軟式野球リーグ開会式が行われた。日本ビジネスシステムズ株式会社・牧田幸弘代表取締役社長が開会式の挨拶を行い、選手たちを激励。また、開会式後に行われたオープニングマッチの始球式では、「練習の成果が発揮できた」という見事なノーバウンド投球を披露。リーグ開幕に華を添えた。
●CRE・中塚崇喜主将が選手宣誓
選手宣誓を行ったのは、今季から新加入となった株式会社クレスコ(CRE)の中塚崇喜主将。「日頃の練習の成果を十分に発揮し、大好きな野球をできる喜びを感じ、感謝しながら全力プレーすることを誓います」と高らかに宣誓。9月にZOZOマリンスタジアムで行われる決勝を目指し、全12チームがしのぎを削る熱い戦いが始まった。
SOLK3投手で0封王者の貫禄漂う白星発進
3回までは0-0と、SOLK横山、TDI芝田の両先発が好投をみせる投手戦となった。試合が動いたのは4回。3番岩渕、4番實盛が2者連続のホームランを放つなど一挙3点を奪うと、6回にも2点を奪い勝負あり。昨シーズン悲願の初優勝を果たしたSOLKが、勢いそのままに開幕戦を白星で飾った。横山・山田(歩)・長瀬の3投手の前に、3安打と完全に押さえ込まれてしまったTDI。次週以降、打線の奮起に期待がかかる。
JECC 2桁得点で開幕戦を勝利で飾る
JECCは初回、先頭の桑原がヒット盗塁で2塁に進むと、2番清水のセンター前ヒットの間に一気にホームへ生還し先制。その後もヒットと四球で一挙4得点を挙げる。その裏、IKIは3番小野(真)がセンターの頭上を越える特大のホームランを放つものの、1点止まり。IKIは2回以降もランナーを出すものの、JECC先発の並木が要所を抑えるピッチングをみせ、得点を許さず。終わってみれば11-3とJECCが大差をつけての勝利となった。
JBS 雑賀6回8Kの上々デビュー
2回、JBSは4番の前田(大)がエラーで出塁すると、続く大野(昌)、青木の連続ヒットで1点先制。3回には6安打の集中攻撃で4得点を挙げるなど、リードを広げる展開に。一方のSCSKは、JBS先発・雑賀の前に打線が沈黙。4回までノーヒットと完全に抑え込まれてしまう。5回にようやく初ヒットを放ち2点を挙げるものの、それ以降は得点を奪えず7-2で敗戦。開幕戦を白星で飾ることはできなかった。
DTS安達“二刀流”の活躍でチームは大勝
DTSは初回、2番青木のホームランで幸先よく先制すると、その後も打線が爆発。終わってみれば16得点を挙げるなど、自慢の重量打線が開幕からその実力を発揮した。投げては先発の安達が、6回を2安打に抑える見事な完封劇。バッティングでも本塁打を放つなど、“二刀流”の活躍をみせた。今季躍進するためにも、SRAはまずは1勝を挙げたいところだ。
CRE 17安打18得点の猛攻
初回、CREは先頭の小林がライトオーバーの3ベース、松永も2ベースと2本の長打であっという間に先制。その後も打者一巡の猛攻をみせ、この回だけで5点を挙げる。その裏、ESCOは2点を返すものの、2回以降もCRE打線が爆発。終わってみれば18-3と、大差のついた試合となった。今季から新規加入のCRE。猛打のチームとして、今リーグ一大旋風を巻き起こしそうだ。
USE王座奪還へ視界良好 谷本が完封勝利
USEは初回、先頭の根本がセンターオーバーの3ベースを放つと、フィルダースチョイスの間に1点を先制。その後、内野ゴロの間にも1点を追加してリードを広げた。一方のFSASは、USE先発・谷本の前に5回までノーヒットと打線が沈黙。最終回に前田がレフト前にヒットを放ち、ノーヒットノーランは阻止するものの得点は挙げられず、7-0で黒星発進となってしまった。昨年、完全優勝目前にしてまさかの2連敗を喫し、三連覇を逃したUSE。王座奪還に向け、幸先の良いスタートとなった。