先端IT関連優良企業12社が優勝の栄冠を目指す第27回IPI軟式野球リーグ大会7日目が、７月22日（土）、さいたま市の大宮けんぽグラウンドで行われた。決勝リーグ第二戦、AブロックはUSE、BブロックではFSAS、CブロックはTDIが連勝を果たしブロック優勝に大きく近づいた。

SOLK横山 強豪DTS相手に1安打完封勝利

4回、SOLKは先頭打者の星がヒットで出塁すると、菅原がしっかり犠打を決め一死二塁とチャンスを演出。7番千草のライト前の間に星が生還して1点先制。さらに、相手の失策なども重なり1点を追加し2点リードとする。5回にも相手の失策で2点を追加しリードを4点に広げる。投げては先発の横山が、5回をわずか1安打に抑える好投。強豪DTSを相手に、4-0の完封勝利を挙げた。

JBS 山見 古巣相手にホロ苦デビュー

2回、JBSは5番上原がライトの頭上を超える3ベースを放つと、青木がレフトへの適時打を放ち先制。しかし3回、USEは二死から曽根が右中間を真っ二つに割る3ベースを放つと、根本がレフトへの適時打を放ちすぐさま1点を返す。さらに、続く杉村がレフトへ2ベースを放ち逆転に成功。JBSは4回、2番手投手として元USEの山見を投入するも制球が定まらず5失点。古巣相手にホロ苦デビューとなったが、会場を大きく沸かせた。

FSAS　寺口センターの頭上を超える先制の2点適時打

予選リーグで引き分けとなったリーグ屈指の好カードは、両先発が要所を締めるピッチングで3回までスコアボードに0が並んだ。ゲームが動いたのは4回。FSASはショートの送球エラーと四球で二死一、二塁のチャンスを作ると5番の寺口がセンター頭上を超える2点適時打を放ち先制。5回にも吉井の適時打が飛び出し、3-0とリードを広げる。FMは最終回に猛攻を見せ2点を返すも追いつけず、3-2でFSASに軍配が上がった。

SCSK 16得点を奪う快勝！ブロック優勝に望みをつなげる

JECC先発の中村は初回から制球に苦しむ。四球でランナーを溜め、安打で返されるというパターンの繰り返し。2回と1/3を投げ8安打6四死球11失点とゲームを作ることができなかった。一方、SCSKの先発内田は源河に本塁打を打たれるなど、失点はあるものの要所を抑えたピッチングを見せ、4-16で勝利。先発投手の仕上がりが、試合結果に直接影響する形となった。

TDI激しい乱打戦を制しサヨナラ勝利

ESCOは2回、菊池（友）の2ランなどで3点を先制。対するTDIは、2回に1点を返すと3回に松本の3ランで逆転に成功する。TDIは4回に1点、5回に5点を加え、7点リードで最終回を迎えたものの、ESCOが土壇場で7点を加え同点に追いつく。しかし、TDIは中村のヒットなどでランナーを貯めると、島田がヒットを放ちサヨナラ。決勝リーグ2戦2勝で、ブロック優勝に大きく近づいた。

SRA　投手陣が踏ん張れず連敗

この日、SRA先発の並木が大乱調。初回に先頭から4者連続で四球を与え、1点を献上すると、その後も制球が定まらず一挙4失点。2回、SRAは失策からリズムを崩したIKI先発の渡辺を攻め立て4点を奪い同点に追いつく。3回、IKIは2死から3連続ヒットで3点を奪い勝ち越しに成功。4回にも、相手のミスからノーヒットで2点を追加。5-9でIKIの勝利となった。